キャラ・世界設定

キャラ設定

セツナ・シアーフレイ – Setzna Searfray

  • 新暦570年8月18日生
  • 種族 : エルフ
  • 身長 / 体重 : 175cm / 59kg(新暦590年時)

臆病で泣き虫なエルフ。基本的にうっかりしているが、手先が器用。
道具や装備品を作ったり、修理することが得意。本来は機械いじりも得意なのだが……。

16歳のころ、機人とそれ以外のヒトとの内戦(=機械戦争)に衛生兵として徴兵された。
その時の上官であったカルハに非常に懐いていたが、死別。それ以降、機械兵器や機人が苦手。

  • エターナルデザイアー(3期) <E-No.132>
    • 19歳。機械戦争を『なかったこと』にするため、どんな願いも叶える神器「エターナルデザイアー」を探しにイススィールの島へ旅立つ。
      冒険の途中、神器の願いを叶える仕組みに疑問を持ち、神器を否定し願いを叶えずに帰還した。
  • タワムレガキ(4期) <E-No.1035 guest>
    • 23歳。イススィールの島から帰還後、ある目的のために機工学の学校へ通っている。
      階段から落ちて頭を打ったことが原因で戯書世界に精神だけ転移されたりしていた。間抜け

カルハ・L・クレィン – Kalha L.Crane

  • 新暦560年4月12日生(享年27)
  • 種族 : 鳥翼族 → 幽霊?
  • 身長 / 体重 :
     181cm / 70kg(新暦588年時)
     138cm / 28kg(新暦569年時)

王国軍の軍医。階級は大尉。機械戦争にて、部下(セツナ、エルキッド)を守り命を落とした。
軍人らしくない穏やかな口調と性格で、部下たちには「先生」と呼ばれて親しまれていた。
鶴がルーツの鳥翼族だが、<羽無し>であるため、ぱっと見は人間と変わらない。

出征中に妻と娘を戦火で亡くし、立ち直れなくなりかけたが、弟からの説得と部下の存在により復帰。
妻子を守れなかったという後悔が、部下を何としても守るという意志に繋がったようだ。

  • エターナルデザイアー(3期) <E-No.132 sub>
    • エターナルデザイアーを探しに冒険に出たセツナの側(厳密には彼が所持する形見の品に憑依していた)に、幽霊のような形で存在していた。
      互いに認識し意思疎通ができるようになったのは、冒険も終盤の頃。
  • タワムレガキ(4期) <E-No.1035>
    • カミサマと名乗る怪しいイキモノに戯書の世界に連れてこられた上、魂を実体化させられた。
      他人や物に触れたり、食事(の真似事)も出来るが、あくまでも精神体であり血の通った身体ではない。
  • 言の葉の樹の下で <E-No.617>
    • 9歳。旅行から帰る際、弟と異世界<フォリウム>に迷い込む。
      その際に自分の義翼と、弟の車椅子をなくしてしまい、二人で異世界を探検することに。

エルキッド・カナリィス – Elkid Canaries

  • 新暦573年2月19日生
  • 種族 : 鳥翼族
  • 身長 / 体重 : 152cm / 37kg(新暦590年時)

カナリアがルーツの鳥翼族。心的なショックが原因で髪・翼・瞳の色が抜け、声を失っている。
以前は黒い瞳に金の髪と翼を持つ、明るく活発な少女だった。

実父は幼い頃に既に亡くなっており、母も機械戦争時に機人の襲撃で亡くなったため、天涯孤独の身。
居場所や生活に困った結果、王国軍の衛生兵として志願し、カルハやセツナと出会う。
同じく機人の襲撃で家族を亡くしたカルハの養子になる約束をするも、約束を果たす前に死別。
そのショックで声が出なくなり、髪や翼、瞳の色が抜け、心を閉ざしてしまっていた。

  • Ikki Fantasy <E-No.805>
    • 18歳。機械戦争終戦後、何年も診療所で療養していたが、機人のロウに強引に連れ出される。
      ずっと拒否し続けてきた他人との交流等がきっかけで、少しだけ声を取り戻した。

ロウ – LM-TPZ0586 Acel Werbellf

  • 新暦586年製造
  • 種族 : 機人
  • 身長 / 体重 : 156cm / 67kg(新暦590年時)

機人の少年。自分を生み出したマスターと過ごした時間が短かったためか、『ひと』としての考え方がズレている。その一方、『ひと』のことを知りたがる様子もある。

  • Ikki Fantasy <E-No.805>
    • 製造から5年。エルキッドを故郷の世界から連れ出し、豊かな世界だという噂があったメルンテーゼに辿り着いた。

ユグトレート・リンネ – Yugtret Linne

  • 新暦560年4月12日生
  • 種族 : 鳥翼族
  • 身長 / 体重 :
     178cm / 59kg(新暦590年時)
     178cm / 65kg(新暦588年時)
     132cm / 25kg(新暦569年時)

鶴がルーツの鳥翼族。王国の元宰相で、カルハの双子の弟。<二対翼>と呼ばれる特殊な翼の生え方をしており、『クレィン』の翼名は名乗っていない。
ある事をきっかけに、機械戦争を大壊放リベラヴェージをもって終結させた。裁判で命じられた刑罰は『自国からの永久追放』または『死』だったが、罪に対し相応しくないと、一番重い刑罰『隔離世界への永久追放』を望んだ。

  • Sicx Lives <E-No.629>
    • 29歳。隔離世界アンジニティへ永久追放されて1年後、世界の隔壁の一部が破壊されたという噂が流れた。脱出する気はなく興味はなかったが、罪もないのに隔離世界に迷い込んだという少年に出会い、助力を申し出る。
  • 精霊伝説(4期) <E-No.338 sub>
    • 30歳。意に反して隔離世界から抜け出してしまい、その先で翼を二つ失うほどの大怪我を負う。国に戻り罰を受けたいと願う一方、帰還手段が見つけられずにいたところに、精霊協会管轄の未踏領域を調査していたベルクと出会う。
  • 言の葉の樹の下で <E-No.617>
    • 9歳。旅行から帰る際、兄と異世界<フォリウム>に迷い込む。
      その際に兄の義翼と、自分の車椅子をなくしてしまい、二人で異世界を探検することに。

イレイン・バーズナー – Elaine Birzner

  • 新暦557年6月28日生
  • 種族 : 人間
  • 身長 / 体重 : 166cm / 56kg(新暦590年時)

王国軍医療部隊少佐。カルハの上官。
他人に厳しく自分にも厳しい女性。ユグトレートに淡い想いを寄せていた。

  • 精霊伝説(3.5期)
    • 32歳。新たな医療魔法の探求のため、休暇をとって精霊術の調査を兼ねて協会に数ヶ月所属した。

ディベルク・プレット – Diebelc Poulett

  • 新暦573年9月28日生
  • 種族 : 鳥翼族
  • 身長 / 体重 : 159cm / 54kg(新暦590年時)

鶏がルーツの鳥翼族。飛べない。
王国軍支援部隊二等通信兵。機械戦争中、王国軍兵士に助けられた事がきっかけで軍に志願。
身長が低いのを気にしている。自称162cm。

  • 精霊伝説(4期) <E-No.338>
    • 16歳。とある世界の手掛かりを掴むため、冒険者として精霊協会に派遣される。
      憧れのヒーローになれると息巻いていたが、ある人物と出会ってしまい……。

ナユティア・L・クレィン – Nayutia L.Crane

  • 新暦583年12月3日生(享年3)
  • 種族 : 鳥翼族 → 天使
  • 身長 / 体重 : 102cm / 16kg(新暦587年時)

鶴がルーツの鳥翼族。天真爛漫なカルハの実娘。

王都襲撃事件の際、母のアトリアと共に命を落としたが、フェムトナーグの”カミサマ”の判断でその魂は輪廻の輪に乗らずに、見習い天使となった。

  • タワムレガキ(四期) 
    • 見習い天使として、”カミサマ”と共に、本の世界の調査に来ていた。

アトリア・L・レイヴェネ – Attoria L.Ravene

  • 新暦561年7月6日生(享年25)
  • 種族 : 鳥翼族 → 天使
  • 身長 / 体重 : 162cm / 48kg(新暦587年時)

カラスがルーツの鳥翼族。王都にある国立病院の看護師で、カルハの妻。
幼少時からルーツが原因で苦労することが多く、学生時代は自身の翼を切り落とそうとしたこともある。

王都襲撃事件の際、娘のナユティアと共に命を落とした。

シュナータ・L・クレィン – Syunata L.Crane

  • 旧暦1967年8月14日生(享年32)
  • 種族 : 鳥翼族 → ??
  • 身長 / 体重 :
     183cm / 76kg(旧暦1999年時)
     伸縮可変 / ひみつ(新暦593年時)

フェムトナーグが今の形になる前、とある世界を救うために神器を求めた冒険者。
そして、フェムトナーグを維持管理し、見守りつづける神様。

その正体は、陽気なオッサン。

  • タワムレガキ(4期) <E-No.1035>
    • 無数にある隣接世界のうちのひとつ、本の世界をフェムトナーグと接続してよいかどうかを天使のナユとともに調べていた。

ロティク・バルトブラウ – Rotik Baltblau

  • 新暦564年10月20日生(享年23)
  • 種族 : 人間 → 天使
  • 身長 / 体重 : 184cm / 82kg(新暦587年時)

王国軍兵士。騙されやすく、受け身でわんこ気質でドジ。王国の乾燥地帯の出身で、家族は姉が一人と、弟が三人、妹も三人。両親は幼い頃に亡くなっている。自身も機械戦争にて命を落としたが、フェムトナーグの”カミサマ”の判断で、世界管理者である天使となる。

  • SoulDrops(5期) <E-No.223>
    • 天使としての仕事中、誤って世界変更線に触れ、死者の国ヘヴンズゲートに転送される。
      ヘヴンズゲートにおける魂のシステムに組み込まれ、何度も転生を繰り返して記憶を失う。
  • Celestial Call(2期) <E-No.4280>
    • ヘヴンズゲートから帰還後、”神様”から自身についての知識を得るが、再度ヘヴンズゲートに戻る事を望んだ。
      ——が、また誤った世界変更線に触れてしまい、ティブロス・セキュアルに迷い込む。

ユシュ・アズワルド – Yush Azward

  • 新暦563年5月19日生
  • 種族 : 人間
  • 身長 / 体重 : 176cm / 78kg(新暦591年時)

王国軍兵士。ヘビースモーカーで酒好き(あまり強くはない)。

機械戦争で友人(ロティ)を亡くしてから、機人をひどく憎んでいる。

  • Ikki Fantasy <E-No.805 sub>
    • 27歳。『機人による被保護者の界外への略取』及び、『無許可での界外渡航』の疑いが掛かっているロウを追い、メルンテーゼに渡って来た。

ゼティアス・ウィンロック – Zetias Winglock

  • 新暦570年7月22日生
  • 種族 : 人間
  • 身長 / 体重 : 175cm / 68kg(新暦593年時)

帝国海軍少尉。兵科は砲術科。
とてつもなく面倒くさがり屋だが、今までの人生あらゆることをそつなくこなして生きてきたくらいには要領がいい。
ほうっておくと更に面倒臭くなる事柄についてはさっさと対処したがるので、結果的に面倒見が良く見えてしまうことも。

両親の他に兄が一人居るが、天才と持て囃される程出来が良く計算高いため、
「近くに居ると利用される気がする」という理由で嫌っている。
また、両親も出来の良い兄のことばかり構い、その兄と比較され続けてきたため、両親の事は心底嫌っている。唯一、祖父母とは仲が良い。

  • タワムレガキ(1-3期) <E-No.1945,1378,1284>
    • 22歳。初めての任務で乗った監視戦艦が何かに撃沈され、気づいた時には戯書の世界に居た。
      同じく別の世界から迷い込んだアルフやフォンと元の世界に戻る方法を探し、無事、フェムトナーグに帰還した。

リドヴェルグ・クルフォ=メリ – Rydverg Kulho-Meri

  • 新暦534年3月7日生
  • 種族 : 竜族
  • 身長 / 体重 : 173cm / 62kg(新暦594年時)

湖のほとりに一人で住み、獲った魚を近くの村で穀物や果物と交換して暮らしていた。
基本的にぼんやりしており、いつも遠くを見つめている。

  • Seven Seas <E-No.1009>
    • 60歳(人間換算:20歳前後)。世界の果てを探してテリメインに流れ着く。しばらくの探索と人との交流の末、頭のこぶ——角を削るのをやめ、住んでいた湖に戻ることにした。

ロンナ・シアーフレイ – Ronna Searfray

  • 新暦780年1月23日生
  • 種族 : 人間(薄いエルフの血)
  • 身長 / 体重 : 169cm / 54kg(新暦798年時)

作成中……

コウ – K.OL-FLW0600 S.

  • 新暦600年4月製造
  • 種族 : 機人
  • 身長 / 体重 : 181cm / 80kg(新暦798年時)

作成中……

世界設定

  1. 世界設定
    1. 概要
      1. 転送世界フェムトナーグ
        1. 王国
        2. 帝国
        3. 教国
    2. 用語
      1. 機人
      2. 正しき手綱<ライト・レインズ>
      3. 機械戦争
      4. 大壊放<リベラヴェージ>
      5. 世界変更線
      6. 世界計
      7. 鳥翼族
      8. 翼名
      9. 天使
    3. 年表

概要

転送世界フェムトナーグ

  • 四方を海に囲まれた、ひとつの大陸と小さな島々からなる世界。
    面積約1000万キロ平方メートル(陸地部分はその半分程度)、ヨーロッパ大陸に類似した気候。王国・帝国・教国の三カ国とその他種族や文化ごとの自治区が存在する。
    総人口約四億人。種族は人間、鳥翼族、獣人、竜族、魔族、妖精など様々。分布は国によって偏りがあるが、どの国でも人間が多いことは共通している。
    三カ国共に同一言語だが、自治区や一部の種族間では固有言語が使われていることもある。
  • かつては球体の惑星であったが、とある原因で大半が破壊され、その欠片をどうにか生き永らえさせようとした結果、卵型の天動世界となった。
    なお、世界の住人は世界全体を観測することが出来ないため、実際の形状を知らない。天使をはじめとする世界管理者たちは<転送世界>ではなく<断片世界>と呼称している。
王国
  • 大陸の西側に位置する、機工学による工業と錬金術を組み合わせた技術により発展した国。
    北と東を山に囲まれ、南は内海、西は外海に面している比較的穏やかな気候。国土は他の国と比べるとあまり大きい方ではないが、樹木性作物や小麦栽培を行っており、食物自給率は高い。
    国王は世襲制で建国の祖から続いている。国章は歯車の上に四枚の翼を配置したもの。
  • 種族割合は人間40% 鳥翼族35% 機人10% その他(エルフ・獣人等)15%
帝国
  • 大陸の北東に位置する、世界の守護者を自称する軍事力に長けた国。マナを用いない工業品については王国以上の技術を誇る。
    大型軍艦を複数所持し、外海の警備を行なっている。フェムトナーグに迷い込んだ者の保護と調査、侵略を試みる者の強制送還も担当している。
    国土の三分の一ほどが寒冷地であり、農業については食料の殆どを輸入に頼っている。
  • 種族割合は人間80% 鳥翼族15% その他(エルフ・獣人等)5%
教国
  • 大陸の南東に位置する。世界の成り立ちを解き明かすべく探求した結果、天使の存在を信じそれを信仰する国。国土は広いが、草原や農業地帯が多いため人口密度はそれほど高くない。工業はあまり発展していないが、信仰に拠る魔法知識と技術については他の国の追従を許さない。
  • 種族割合は人間50% 獣人20% 鳥翼族20% その他(妖精・竜族等)10%

用語

機人

  • 王国で生産されている種族。
    錬金術の進歩により心を、機工学の進歩によりヒトに近しい、または同等な姿を得た生命。
  • 機械戦争後に機械法が改正される前までは、物としての扱いを受けていた。
    思考は人工知能ではなく、雷系統のマナを凝縮させる事により宿る精神体であり、現次元に干渉するために用意されたのが機械素体であるために機人と呼ばれているに過ぎない。
  • マナの凝縮率を下げて思考を一定レベルに留めたり、外見をヒトに近づけずに機動力を重視して造られたものは単に”機械”または機械兵と呼ばれる。

正しき手綱<ライト・レインズ>

  • 改正前の『自律機械の製造と運用に関する法律(通称:機械法)』の第三条で機人を含む全ての自律機械に組み込むよう定められた装置。ヒトの為に運用されるべき自律機械が暴走した場合に作動し、組み込まれた機械は機能停止する。
  • 機械戦争勃発時には本来の動作をするものはほぼなく、作動させた際に半径3メートル前後を巻き込む規模の爆発を起こすものになってしまっていたが、逆に搭載されていない機械や機人も多かった。

機械戦争

  • 新暦585年9月、王国で勃発した内戦。機械・機人とそれに関わる技師である錬金術師や機工学士たちの一部が、機人を道具として定義し続ける王国側と諍いを起こしたのが発端。最初は陳情や小規模なデモだったものが、軍によって規制される程に拡大し、やがて行き過ぎた思想を持つ者たちがテロ事件を起こし、抗争と化していった。
  • 『機械側』と呼ばれた彼らが望んだのは、あくまでも国に機人の人権を認めさせることであり、国権の奪取ではなかった。機械側は国の中枢である王都や港町を作戦地域として好み、その被害に堪えきれなくなった王国軍は正式に開戦を宣言。機人や機械の生産と関係の深い地域を制圧していこうとしたが、苦戦を強いられていた。
  • 新暦588年3月8日終結。新暦588年3月5日に発生した大壊放リベラヴェージにより、継戦能力を失ったヒト側が降伏に近い和平を申し入れ、機械側がそれを受け入れた。直後に『自律機械の製造と運用に関する法律(通称:機械法)』の改正が行われた。

大壊放<リベラヴェージ>

  • 新暦588年3月5日、当時の王国宰相ユグトレート・リンネにより、すべての制御装置ライト・レインズを作動させる命令が実行された結果、制御装置が同時に爆発。機人やそれ以外のヒトを合わせて、死者は数万人に上った。

世界変更線

  • この世界において他の世界に移動することは容易く、船などで海上・空中に在る変更線を超えるだけで隣り合う他の世界に進入することが可能。
  • ただし、隣り合う世界は無数に存在しているため、超えるべき変更線を誤ると想定外の世界に進入してしまう事がある。これを防ぐために後述する世界計が必要となる。

世界計

  • 世界情報を記録して使用する計測器。無数に存在する世界から目的の世界へ行くために超えるべき世界変更線を見つけ出したり、記録された世界と類似した反応を検知したり、フェムトナーグへの進入地点を特定したり、様々な使い方が可能。
  • 形についても様々。懐中時計のようなものが安価でありポピュラーだが、生産には独自技術が必要となるため、王国でしか生産していない。

鳥翼族

  • 主に王国で繁栄している種族。背面の腰あたりから鳥のつばさが生えている。それ以外は基本的に人間と変わらないが、骨が軽いため身軽な者が多い。地上で安定した生活を送るようになって退化の方向へ向かっているのか、翼が正常に生えない者も居る。
  • 寿命・外見・生活習慣などはルーツとなった鳥種によって様々。飛行が可能かどうかも鳥種で決まることが殆どだが、本人の努力なくして飛ぶことは不可能に近い。

翼名

  • 人間のファミリーネームにあたる部分を、鳥翼族は自身のルーツである鳥種を表す名を名乗る。
    (例:クレィン=鶴、カナリィス=カナリア、プレット=鶏、レイヴェネ=カラス)
  • 異なる鳥種の間に生まれた子は基本的に両親どちらかのルーツを引き継ぐため、引き継いたルーツの名を名乗ることになる。

天使

  • フェムトナーグで死を迎えた生命の一部は『天使』と呼ばれる世界管理者となる。
  • 主な仕事は太陽や星の動きを管理すること、地上で迷える死者を導くこと、世界の果てへ接近する存在を他世界に転送して辿りつけないようにすること。
  • 世界管理上、天使は生者への干渉・接触を禁止されている。また、天使の姿は生者の目には映らない。

年表

新暦できごと
5321 機械法成立
5581 機人生産開始
5731 工業地帯付近で抗争顕著化
5855 ユグトレート、宰相に就任
5859 機械戦争(内戦)開戦
58766王都襲撃事件(ナユティア、アトリア死去)
58771徴兵年齢引き下げ セツナ入隊
587101エルキッド入隊
5871028ロティク戦死
58835カルハ戦死
58838機械戦争(内戦)終結
588310セツナとエルキッドは除隊
58841機械法改正
5886 ユグ、アンジニティへ追放
5903 セツナ、イススィールへ
5904 ベルク、入隊後すぐに精霊協会へ派遣される
59010 ベルク、ユグ・イレインと共に帰還
5911 ロウ、エルを連れてメルンテーゼを目指す
5913 ロウ、エル、ユシュ、メルンテーゼから帰還
5931 ゼタ、監視戦艦の事故から戯書世界に迷い込む
5937 ゼタ、アルフとフォンを連れて帰還
5938 セツナ、カルハ、イススィールから帰還
5941 カルハ、ナユ、カミサマ、戯書世界から帰還
59411 ヴェル、世界の果てを目指してテリメインに流れ着く